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projectの記事一覧

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つくば里山住宅博

※進行中/分譲 販売中 つくばにある里山に四季折々の緑が楽しめる緑道であるコモンスペースを設け街区の中心に据え、高気密・高断熱住宅を計画しています。 つくば市の協賛を得、国土交通省の住宅モデルとしても注目される分譲計画です。 里山の斜面には果樹を植え、たくさんの動植物がここに共生します。 多様性の大切さをあらためて考える良いケーススタディです。 シンクタウンは28街区を担当しています。 (※計画プランもありますので、ご覧ください。) また他街区のご相談も承っていますので、ご興味のある方はお気軽にご連絡いただけますと幸いです。

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西荻窪と吉祥寺の間「吾妻通り沿いの 緑あるあたたかい家に暮らす」

※ご成約済み/新築分譲住宅全2邸 個人商店や美味しいごはん屋さんが多い情緒ある街、西荻窪駅より徒歩圏にて新しい形の分譲住宅の計画をしました。 テーマは「雑木林に暮らす。素直に暮らす」です。 植木職人と一緒に考えたランドスケープのコンセプトは「武蔵野の雑木林」をコンセプトに外構計画を考えました。 雑木林であれば四季の移り変わりによる庭の変化を風景として捉えられます。 落ち葉をいつも掃いたりせずに清掃を過敏に感じることなく、心に余裕のある生活が送れるのではないかと思います。 最近の東京を見て囲まれたコンクリートやブロックフェンスの街並みに景観の良さはなく、人々の関係性も希薄になっている気がずっとしています。 ブロックフェンスのない緑でつながる街並みは子供を地域で育てることや適度な距離間でゆるやかに人と人とがつながります。 路地にある緑が小さい下町の地先園芸は、生活の安心感を育む良いご近所付き合いがありますよね。 また緑の多い西荻窪・吉祥寺エリアは、元々武蔵野の雑木林が生い茂る土地でした。 土地の記憶を街並みの一部となる庭に、固有種とガーデンを考えて木々を植えました。 それらの木々や草花は、暮らしの場と外の世界を分け、落ち着いた生活空間を生み出します。 建物はパッシブデザインをベースに設計・建築し、パッシブ冷暖というエアコン一台で空調を行っています。 断熱性能等級4の性能基準にパッシブ冷暖を組み合わせた本計画はエネルギー消費を抑えながら家計にも優しく快適に暮らせます。 何世代にも渡り住むことができる長期優良住宅です。

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吉祥寺南町二丁目 末広通沿いの店舗住居計画 –

吉祥寺駅より徒歩5分の末広通り沿いに約100坪の古い長屋住宅が以前より建っていました。 末広通沿いにある立地は地域性等を検討の上、店舗+住宅1戸・住宅2戸の計画を全体として景観が良くなるよう外構計画を考えました。 店舗は目の前にある大きくてきれいに咲く桜の木が良く見えるように1階と2階の窓を大きく取り、借景を豊かに店舗内に取り込んでいます。 今は吉祥寺ではとても人気あるお店となったリュモンコーヒースタンドさんに入っていただき、住宅は明るさを保ちながら木製のルーバーで待ちゆく人の視線を遮ってプライバシーを確保しています。 ルーバーはかつて日本の街並みに良く見られていた千本格子として材は腐食しにくい長く持つものにしてあります。 植栽はかつて武蔵野地域にあった雑木林にあった固有種である落葉樹を植え、土地の記憶としています。 歩いている人たちにも季節が感じられるような一角となりました。 ThinkTownでの計画の中でもとてもシンボリック的な存在感ある計画です。