西荻窪と吉祥寺の間「吾妻通り沿いの 緑あるあたたかい家に暮らす」
- ■物件概要 :
- 西荻窪と吉祥寺の間「吾妻通り沿いの 緑あるあたたかい家に暮らす」
- ■期間(時期) :
- 2019/02完成
- ■所在地 :
- 東京都武蔵野市吉祥寺南町四丁目22-10
※ご成約済み/新築分譲住宅全2邸
個人商店や美味しいごはん屋さんが多い情緒ある街、西荻窪駅より徒歩圏にて新しい形の分譲住宅の計画をしました。
テーマは「雑木林に暮らす。素直に暮らす」です。
植木職人と一緒に考えたランドスケープのコンセプトは「武蔵野の雑木林」をコンセプトに外構計画を考えました。
雑木林であれば四季の移り変わりによる庭の変化を風景として捉えられます。
落ち葉をいつも掃いたりせずに清掃を過敏に感じることなく、心に余裕のある生活が送れるのではないかと思います。
最近の東京を見て囲まれたコンクリートやブロックフェンスの街並みに景観の良さはなく、人々の関係性も希薄になっている気がずっとしています。
ブロックフェンスのない緑でつながる街並みは子供を地域で育てることや適度な距離間でゆるやかに人と人とがつながります。
路地にある緑が小さい下町の地先園芸は、生活の安心感を育む良いご近所付き合いがありますよね。
また緑の多い西荻窪・吉祥寺エリアは、元々武蔵野の雑木林が生い茂る土地でした。
土地の記憶を街並みの一部となる庭に、固有種とガーデンを考えて木々を植えました。
それらの木々や草花は、暮らしの場と外の世界を分け、落ち着いた生活空間を生み出します。
建物はパッシブデザインをベースに設計・建築し、パッシブ冷暖というエアコン一台で空調を行っています。
断熱性能等級4の性能基準にパッシブ冷暖を組み合わせた本計画はエネルギー消費を抑えながら家計にも優しく快適に暮らせます。
何世代にも渡り住むことができる長期優良住宅です。