Project

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東京ローカル計画

    
■物件概要:
阿佐ヶ谷 ランドスケープ
■所在地:
杉並区阿佐谷北五丁目

【暮らしの豊かさ 】
古くから緑が多く残る阿佐ヶ谷、閑静な住宅街でもある地域らしく、自然豊かな中庭を囲むように新しい4世帯の家族が住むアパートメントと既存の住戸、17世帯が暮らすこのコミュニティ。

中庭(ガーデン)を囲みながら情緒的な豊かさを保ちつつ、地域とのゆるやかな関係性(つながり)をつくり出し、 地域循環型の街づくりに寄与します。
コモンスペースの中庭にある水辺や四季折々に花や実をつける木々や草花は、日々の暮らしに安心感を与えます。動植物との共生感のある暮らしは精神的な豊かさを育む場所として計画
の存在価値を高めていくことを期待するものです。
こうした街の資産は、「暮らしの豊かさ」へとつながっていきます。

【東京ローカル】
東京という忙しい街はアパートメントを考えるにしても金融商品的な利回りが優先され、なるべく多くの戸数を求められるため、生活者にとって結局はゆとりのない窮屈な住空間となってしまいます。
2020年からのコロナ禍で暮らしを考え直した人も多く、地球温暖化に伴う脱炭素化(カーボンニュートラル)社会への転換、地域循環型経済社会への取り組みや街づくりが求められています。自然回帰の傾向も強くなり地方に移住する人、都心の街の良さを見直す人、さまざまな価値観を持つ人が顕在化してきています。
また価値観の変容や情報化社会により地方から都心に向かう必要性も低くなりつつあり、単身者の流入も減少しています。
東京一極集中の時代が終わりコロナ禍以降のローカライゼーションの流れの中、地方への人口流出が続いていくことは東京のローカル化を見直す良い契機です。
このことは、むしろゆとりのある住居スペースの確保や自然の景観へとつながる緑化が広がり、生活者の QOL(クオリティオブライフ /生活の質)向上につながります。
無理のある経済を優先した考えの利回り物件ではなく、住民が東京という街の中でも豊かな自然の恩恵を受けることができ心豊かに暮らしていける環境は、時間と資金に無理がなく、そこに長く住んでもらえます。
そして地元商店や街とのより良いつながりが持続可能性といわれる地域循環型経済社会の一つのかたちになります。