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早稲田大学南門通り・新築木造商業施設

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早稲田大学南門通り・新築木造商業施設

■物件概要 :
新築 木造商業施設
■期間(時期) :
進行中
■所在地 :
早稲田大学南門通り
長引くコロナ禍で、閉店を余儀なくされた店舗は数知れず。 早稲田大学前南門通りにある、旅行代理店「エフトラベル」兼食堂「Kitchen GRASSO」も、長く早稲田大学の学生さんに愛されてきましたが惜しまれつつもその幕を閉じました。 しかしこの度、業態変更補助金/事業再構築補助金により見事に復活を果たし、旅行代理店と食堂2店舗を含む、新築商業施設へと生まれ変わります。

たくさんの学生で賑わう、早稲田大学前南門通り。
しかし2020年、新型コロナウィルスの流行により、オンライン授業がスタートしたことで人通りが激減。
賑わいの消えた街では、たくさんの店舗が窮地に立たされることとなりました。

2006年のオープン以来、学生に愛される定食屋「Kitchen GRASSO」は、
例年4月から7月、9月から12月に期間を絞り営業し、シーズン最後の営業日には行列ができることで知られています。
2階にはサークル合宿や旅行をサポートする旅行代理店「エフトラベル」が存在し、こちらも長年学生に親しまれてきました。

同一オーナーによる2店舗は2021年5月、惜しまれつつも閉店を迎えましたが、
学生街の賑わいを取り戻すべく再起を図り、この度新築木造店舗が建築中です。

 

 

以前の店舗は1階部分が食堂、2階部分は旅行代理店として営業していましたが、今回の新築工事にあたり店舗奥の倉庫も解体。
土地面積を拡張させ、1階部分を食堂と旅行代理店に分け、2階はテラス付きレストランとしてテナントを募集します。

木造を選択した理由はコスト面が大きいものの、木造建築の耐用年数は年々伸びており、信頼性が増しています。
周辺環境に配慮し、昔ながらの景観を守る上でも、合理的な選択でした。

 

学生街という特殊な文化が育まれる土地において、食堂や喫茶店が持つ影響力は計り知れません。
仲間と想いを語らい、ほっと一息つき、英気を養い、新たな出会いを生む場所。
学生一人ひとりがこの先の人生において、ふと何気なく思い出す可能性を秘めた、特別な空間です。

 

食事を提供し、お腹を満たすこと。それから、旅行という時間をサポートし、心を満たすこと。
どちらも刹那的でありながら、本質的にはお客様一人ひとりの未来に希望の種を撒くお仕事なのかもしれません。

建物は11月完成予定。店舗のオープンは2023年1月を予定されています。
学生街の新たな灯火が、たくさんの人に愛されますように、全力でお手伝いさせていただきます。

 

 

 

隣の店舗と繋がっていたため、解体時に切り離し作業を行いました。

奥の倉庫も解体し、更地状態に。

1階の食堂&旅行代理店は2023年1月オープン予定。
2階のテラス付き店舗は、テナント様を募集中です。