UPDATE
2020.01.20
Long Life Design「ロングライフデザイン」
民芸運動から続くロングライフデザインとはその物や家を通してぬくもりやその人の優しさが感じられるもの、つくるのに手作業で手は掛かるけれども、そうした精神的な豊かさを大事にしたものが、世代を超えて引き継がれていくのだと思います。
街は社会性のある普遍的なデザインを考えることで持続可能な社会が見えてきます。
人と人が切り離されるのではなく、ランドスケープデザインを通して適度な距離間を保ち、お互いの尊重の中、人と人とをつなぐ緑とともにゆるくつながりながら支え合って生きていく。
建築も大小関係なくドローイング(素描)から価値を見出し、ディテールを高める作業を繰り返し、彫刻のように素材から本来の姿を削り出すような作業と同様に、普遍性への追及には感覚と感性(センス)が求められます。
センスとは普遍性そのものであり、心を豊かにするものとなり、人が人らしくあるために大切なものへとつながっていきます。
街も建物も社会も次世代に良い環境を残していくこと。今はそうしたロングライフデザインを大切にして社会全体で取り組んでいくことが必要な時代だと思います。
人・不動産・デザイン・設計・建築、すべてを通して社会やコミュニティを見直してリデザインしていく...
ThinkTownで大切にしている重要な考え方です。