庭の植栽との付き合い方

こんにちは。
設計担当の石井です。
先日、来年で築40年となる自邸の樹木を数年ぶりに植木屋に伐採してもらいました。
紅葉3本ですが余りにも育ってしまい、門の横にある赤い紅葉は
建物のファサードのルーバーを台風の度に破壊し、電線にも触れています。

門の横の赤い紅葉


奥の2本の緑の紅葉はお隣さんの窓の網戸にバンバンぶつかり、
切らせてもらっても良いですか?と連絡がある度に申し訳ない気持ちになってしまいます。
特に奥の紅葉は根っこが伸び、2階のトイレの桝に侵入し、突然流れなくなるという現象が起きてしまい、
過去2回、設備屋さんによる桝内の根っこ除去作業をお願いしました。

奥にある緑の紅葉


根本から伐採してしまえば手入れ不要で楽ですが、
今の家に引っ越すまで戦前から家族が住んでいた経堂の家(私も4歳まで住んでいました)からわざわざ移設し、
最初は祖母が手入れをし、亡くなってからは私が毎年枝を切ったり手入れを続けていましたが、
それらも既に屋根近くまで伸びていて雨ドイも破損させる恐れがあったため、止む無く植木屋さんに依頼しました。
はじめは、庭にある金木犀も含めて4本で見積もったら6桁になってしまったので、、、
結果的にお隣に迷惑をかけている緊急性の高い門の紅葉と、奥の大きな紅葉の計2本を依頼し、一番奥の紅葉は無料の範囲で枝を落としてもらえることになり、お願いしました。

結果的に一番奥の紅葉とその他の樹木は自分で処理することになったので、
ノコギリや大きなハサミを駆使して細かく切断して袋に詰める作業を行いました。
45㍑ゴミ袋×7袋、かなりの重労働でした。
その間、蚊には刺され放題です。、、。

伐採した枝を詰めた45㍑ゴミ袋×7袋


余談ですが、蚊に刺された時の対処法は、絶対に掻かないことです。
一先ず赤く腫れてアレルギー反応が出てくるのですが、とにかく我慢です。
手を洗う段階になったら、患部をよく石鹸で洗い流すと、不思議と腫れは治まり、
あのしつこい痒みも出てきません。
出来ればその後に、アルコールやムヒ等を塗ると良いのでしょうけど、
今のことに気をつければ塗る必要はないでしょう。
掻くことで血管内で残っている毒が撹拌(かくはん)することでいつまでも痒みが残るようです。
ちなみにしばらくある程度は毒素が残っており、掻くと腫れは出ますので気を付けてください。

話は戻りますが、庭の樹木と長い間付き合っていくのに一番大事なことは、年に数回は高枝切バサミ等で剪定をし、
ある高さ以上は伸びないようにコントロールするこです。
手が付けられない高さや部分は無理せずに植木屋さんに頼んだ方が良いでしょう。
高枝切バサミの先端にノコギリを付けて落とす方法もありますが、
予測不能な位置に落ちてきて思わぬ大事故になる恐れがあるため、絶対にお勧め出来ません!!
植木屋さんからも口を酸っぱくして忠告されました。
若くて元気なうちは良いのですが、ある程度歳を取るとゴミ袋を持ち上げたりかなり重労働で腰を痛めます。
高いところの処理で転落や転倒等をしてしまっては本末転倒です。

こんな感じで、なかなか大変な植栽の維持と処理ですが、
やはり築40年くらいになると、想像以上に植栽が育ち、
何もせずに野放しにしていると、手が付けられないくらいに巨大化します。
最近、近所で建て替えを行っている家が多いですが、高齢で手入れが困難なためか、
立派な木を全部伐採されています
大切なマイホームに長く住み続けるためには庭や玄関先の樹木との付き合いも大事な要素です。
皆さんそれぞれの上手な植栽との付き合い方を見つけてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。 

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