UPDATE
2018.11.21

仕事の基準

仕事をする上で、基準になるもの...たくさんあります...

僕はやはり「住宅=人が住む」を基準にしたいと常々思います。


なぜなら

生きるエネルギーは常に遊びの部分にあり、近代の合理主義がつくりあげた世界の生きるところにエネルギーの供給源があるのではないといつも思います。

人間の生きるエネルギーは非合理的な感情...つまり家族や遊びの中にあると思います。

愛情やぬくもりで人は安心して、生きる力を培っていきます。


人間がまだ洞窟の中に住んでいた時の太古の昔の感情の中にある。

それはいまだに私たちの脳のある部分に残っている。

生きることにつかれた人は、自分の中にある「洞窟の中の人間」の部分の価値を無視しすぎたのであると僕は思います。

その感情を少しは解放できるよう、住宅は人の手が通った普遍的なものであるべきだと常々思います。


兵庫県伊丹市の現場も監督・大工さんら皆さんのお力のおかげで、順調に工事が進んでいます。

いつもきれいな現場はとても清々しい気持ちになります。