注文住宅の外構計画(ランドスケープデザイン)の考え方

シンクタウンでは「自然と調和するリトリートな暮らし」をコンセプトに、遠くへ旅にでなくとも、暮らしのなかで自然に心身が安らぎリフレッシュできる住まいを提案しています。
このコンセプトは、注文住宅だけでなく、戸建リノベーションやリフォームでも同じです。
住まいにおける緑の役割は、とても大きいもの。住宅は街の景色となり、地域の資産にもなりえることを考え、外構計画を行っています。
この記事では、シンクタウンが大切にしている外構計画や、住まいへの緑の取り入れ方をご紹介していきます。
外構計画(植栽計画)のポイント

家づくりにおける「外構」とは、一般的に門扉、フェンス、ポストや、エントランスから玄関ドアへのアプローチの舗装や植栽など、家の外の構造物全般をまとめて呼ぶことが多いです。
家づくりというと、どうしても間取りや設備などの住宅本体に気を取られがちです。設計がスタートすると決めることが多く忙しくなるため、施主様はそれでも構いません。
一方で、デザイン・予算ともに、住宅とトータルで考えなくてはならないのが外構計画です。全体を俯瞰できる設計士に依頼しないと、住宅のプラン段階で予算をオーバーし、外構工事にかけられる費用(付帯工事費)が圧迫されてしまうケースも。

「樹木・植物について、調べておけばよかった」「剪定費用がかかることを知らなかった」「ここはこうした方がよかった」と後悔しないためにも、施主様も植栽について少し学んでおくとよいでしょう。
特に植栽は、10年後20年後の家族のライフスタイル(暮らし方、年代、ガーデニングが好きかどうか、お手入れに時間をかけられるかどうか)を考えて、樹種や本数を検討しましょう。

落葉樹が多いと落ち葉の掃除が大変ですし、常緑樹が多いと樹木が成長し葉が生い茂って室内が暗くなってしまうこともあります。
想像より木が成長してしまい困ったり、隣地まで枝が伸びたり葉が落ちると近隣トラブルになりがちなので、樹木のことをよく知る専門家に相談してください。
なにより、お客様の予算を守りながら、住まいと外構をトータルで提案できる会社に依頼することが成功の秘訣です。
集合住宅のランドスケープデザイン
アパートメント3棟17世帯を繋ぐランドスケープの事例をご紹介します。

四季折々の花や実をつける草花や樹木を計画して配置しました。
人々の暮らしに寄り添うガーデンのデザインは、街ゆく人々の目も楽しませてくれます。
このプロジェクトは規模の大きいものでしたが、戸建住宅の外構計画にも応用できます。

事例:TOKYO LOCAL | 杉並区阿佐ヶ谷の外構工事| シンクタウン
戸建住宅の外構計画
建物が人通りの多い通りに面しているため、室内の明るさと視線を隠す防犯性を両立させた事例です。

シンボルツリーを配し、道行く人の目も楽しませる計画にしました。
シンボルツリーは新築時のほか、ご家族の記念日に植樹してもいいでしょう。

事例:吉祥寺南町2丁目計画 | 武蔵野市の新築戸建て分譲 | シンクタウン
観葉植物を置くだけでも華やいだ雰囲気に
リフォーム等で「地植え」(花壇やお庭など、地面に植えること)はしない、でも住まいの雰囲気を変えたい。マンション住まいだけれど、グリーンを増やしたい。
そんな時は、プランターや植木鉢に植えられた観葉植物を置くだけで、華やかな雰囲気になります。
プランターごと動かせるので、荒天時には場所を移動して避難できるメリットも。プランター単位なので、植物が病気になった時の対応も比較的容易です。

空間のシンボルとなるような大型の観葉植物を置くと、1鉢で華やかになるのでおすすめです。日当たりや視線を踏まえて、最適なご提案をします。

お好みの花や野菜を組み合わせて、ガーデニングに挑戦するのも楽しいでしょう。植物によって向く環境・向かない環境がありますので、同じ性質の植物を合わせると育ちやすいです。
住宅の外構計画まとめ
外構計画(植栽計画)は、住宅設計スタートから建物とトータルで考えていくことが大切です。また、リフォームやリノベーションでも、住まいに植栽を増やすことは可能です。
東京都杉並区・武蔵野市・三鷹市で注文住宅、リノベーション、リフォームをお考えの方は、シンクタウンにご相談ください。